第11話「破滅の時が訪れてしまった…後編」

考察・解説・感想
前世の頃の世界で目覚めるカタリナ
前話の最後に闇の魔法を使って永遠の眠りにつかされたカタリナ。
ここは夢の世界なのでしょうか。なぜか前世の頃のカタリナに戻っています。
真ん中にあるのはFORTUNE LOVER。特徴的な青いパッケージはPS4ソフトを模した物だと思われます。今までPCゲームだと思っていただけに意外です。
右にあるのは月刊ComicZERO。調べてみるとパロディではなく実際に存在する一迅社発行の雑誌(Comic ZERO-SUM 2019年12月号)でした。
ということはPS4を持っているのでしょうか。他にどんなゲームをやっているのか少し気になりますね。
明らかになるカタリナの前世の顔
今まで隠れていた前世カタリナの顔が明らかになりました。
名前が明らかになっていないので便宜上カタリナと書いておきます。
カタリナ「この癖っ毛…なんとかならないかなぁ。いつもアンが綺麗に梳かしてくれるんだけど。ん…?アンって誰だっけ?私、こういう顔だったかな」
洗面所で癖っ毛のことを恨みながら鏡を見るカタリナ。
きゅうりを口にくわえて家を出たのは笑いました。
前世の頃の最後の朝を夢としてみているかと思っていましたが今世カタリナの精神だけがそのままの乗り移ったような言動ですね。
アランはやっと自分の恋心に気付く
眠り続けて2日経っても目覚めないカタリナ。
カタリナとの思い出を木の下で振り返っていました。
アラン「怖い…!あいつを失うのが。俺はなんて鈍いんだ。今になって初めて自分の気持ちに気がつくなんて」
この木の場所はカタリナとの勝負を続けるキッカケとなった木登りの場所でしょうか。
今までは元からの性格やメアリの思惑もあって恋心を自覚していませんでしたがやっと気づいた模様。
ですがお互い既に婚約者が居る身。ニコルと同じく叶わぬ恋のはずです。
なぜかあっちゃんの顔が窓に映る
謎の声「そうよ!また失うなんて絶対に嫌!」
自室のベッドで思い出を振り返っていたソフィアにどこからか聞こえる声。
立ち上がって窓の方へと歩いていくとあっちゃんの容姿がそこには写っていました。
あっちゃん「今度こそあの子を助けてみせる。だからこんなところでメソメソしてないで私をあの子のところに連れて行って!」
前世での事故のことでしょうか。
このシーンで謎がさらに膨らみました。
正直に言うと、今も混乱していて整理出来ないままです。
二重人格説
この流れだとソフィア転生者説が間違っていることになります。
あっちゃんとしての記憶や精神は別の人格として宿っていて今まで見守っていた。
だから窓という鏡を通じて会話することでしかアドバイスが出来ない。
ということなのかもしれません。
しかし、なぜ今まで会話出来なかったのかという謎が発生してしまいます。
次元移動説
あっちゃんは前世カタリナを失って以降の時間軸で、何かしらの手段を用いて次元と時間を超越してFORTUNE LOVERにアクセスしている。
謎の緑色の光は何?
メアリが泣いているところに蛍の光のようなものが浮遊していました。
メアリ「私はカタリナ様の親友メアリ・ハント。そこら辺の軟弱な令嬢とは違うのよ!」
そしてみんなカタリナの元へと走り出します。
あっちゃんの想いが光となって各キャラクターに刺激(メッセージ)を与えたのでしょうか?
数回見返しましたがこれが何なのか示唆する材料はありません。
各ルートを攻略して光を集めるというゲーム(アニメ)で、全て集めるとハッピーエンドを迎えることが出来るという作品です。とても良い作品なので興味があるのであればぜひ見て下さい。
あっちゃんとの再会
今まで会えなかった分、思う存分に話すかの如く放課後の教室で喋っている2人。
カタリナはあっちゃんの姿にソフィアを幻視していました。
あっちゃん「私はとっても楽しいよ。あなたに会えてまたこうやって過ごすことが出来て。でもね、もうあなたの世界はここじゃないでしょ」
時間軸はあっちゃんが転生してからということで間違いはないようです。
ここは前世のif世界(並行世界)なのでしょうか。
(単純に時間遡行するだけだと、カタリナが受け入れられるのはあり得ない)
カタリナ「あっちゃん…」
あっちゃん「あなたの世界はもう別にあるでしょ。そこにはあなたを待っている人たちが沢山いる。聞いて、みんながあなたを呼んでいるから」
そしてベッドサイドから呼びかけるジオルドたちの声がカタリナに聞こえてきました。
あっちゃんが転生したタイミングについて
あっちゃん側も案外、地球からif世界を夢として見ているのかもしれないですね。
前世での彼女も事故か何かですぐにソフィアに転生したのかと思っていましたが、違うっぽいです。
時間を超越していることどなど色々な謎がありますがこれ以上考えても結論は出ないので取り敢えずはここでストップします。
宇宙が描かれている理由
自分がカタリナということを明確に思い出したカタリナの姿は今世のカタリナの容姿に戻っていました。
やがて空間と共に教室が崩壊しています。
カタリナ「そうだあっちゃん。あっちゃんならマリアの居場所を知ってるんじゃない?」
あっちゃん「マリアは学園内にいるわ。学園の倉庫に隠し部屋があるのよ」
この世界は分岐した世界の1つかと思っていましたが違うみたいですね。
宇宙が描かれているのはニューロンを示していて、あくまでも闇の魔法が生み出した精神(脳内)世界なのかもしれません。
このあっちゃんはソフィアに宿っているあっちゃん?
ところが次のセリフで色々なモノが覆ってしまいました。
あっちゃん「あなたならきっと大丈夫よ。私たちを救ってくれたように会長のことも救ってあげて。彼の本当の名は…」
私たちというのは恐らく、ソフィアたちのことだと思います。
しかし、過去の地球から遡行してきたあっちゃんであればこんなセリフが出るわけがないです。
これ以上は考えるのをやめた方がよさそうですね。
流れているBGMは?
angelaの新曲”君の影、オレンジの空”です。
もうリリースされていたのでフルバージョンを聞いてみましたが、私好みの曲で気に入りました。
ぶっちゃけ言うと流れている時は泣きそうになりました。
全体的な感想
乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった… 11話。完全にトゥルーEDの流れです。懐かしい日常。でも「あなたの世界はここじゃない」悲しいけれど心がこもった言葉でした。初めて前世の顔が見える構成や、ソフィアとあっちゃんの鏡越しの会話も良かったです。 #はめふら #hamehura
— ぺら (@pera0579) June 13, 2020
#はめふら 11話
前世のカタリナも素朴な感じで可愛いですね、キュウリは笑いました。
ジオルドのキスシーンは婚約者だからOKかな、登場人物全員のカタリナに対する想いを見れたのは良かったです。
前世のあっちゃんとカタリナの別れは泣けました、2人の友情は本当に尊い。最終回は見逃せませんね! pic.twitter.com/PwZF3ba0gV— HIDE@アニメとイラスト垢はフォロバ100% (@HHH_HIDE) June 13, 2020
#はめふら 11話
物語をもう一段エモーショナルにするにはあっちゃんとのさよならが不可欠だと思っていたが、予想より美しく仕上げてくれて満足。例え自分だけ記憶が残っていたとしても、感謝は次の人生では伝えられない。さよなら、ありがとう、おかえり…こうゆう言葉に尊さをもたらす物語は素敵だ。— あげ (@agemanjyuu) June 13, 2020
#はめふら 第11話
あっちゃんの強い想いが時や世界を越えカタリナの危機を救う
伝える事も出来ていなかった別れと感謝の言葉には涙各キャラの心情の吐露にも胸を打つものがありました
カタリナの力の根源は全てを救う慈愛の心だと再認識
文字通り会長の闇を打ち払えるか最終回も楽しみです(*´-`) pic.twitter.com/toULnICeS4
— 群れタイツ@TierOne (@muretatights) June 13, 2020
#はめふら 11話、前世のカタリナの顔が初公開。普通に可愛いな。カタリナが眠ってしまい、彼女への愛を改めて実感する一同。鈍かったアランも恋の争いに参戦? あっちゃんの時空をも越えた友情が尊い。本当に破滅フラグを立てていたのは会長の方だった。カタリナは彼の心を救えるのか? 最終回は必見!
— 決闘王F.K (@duelkingfk) June 13, 2020
#はめふら 第11話
“ねぇ、学校はどう? 楽しい?” 前世の学校と魔法学園の両方で捉えられるし、自然な重ね方、気付かせ方がめっちゃ良かった。想いが世界を繋ぎ、呼び起こす。出逢いと別れ…ただいまとおかえり。世界の狭間で貴女を送り出せる喜び…また一緒にいられるから…今はカタリナとして生きて。 pic.twitter.com/2wiXZcUeeM— こーへー☺︎ (@yorimoiiiiii) June 13, 2020
#はめふら 第11話
カタリナの居ない日常を生きていく覚悟をしたあっちゃん
それは転生したカタリナも同じ様で、あっちゃんがくれた『FORTUNE LOVER』の中を生きていく覚悟をしたカタリナはとても感動的
次回、これまで築いてきた仲間との絆は会長を攻略するにふさわしいか、試されることになりそうです pic.twitter.com/orqZhrX8hQ— かもみや (@Kamomiya_LSB3) June 13, 2020
#はめふら 11話
ソフィアの前世(あっちゃん)が、こんな形で活かされてくるとは。なろう系物の筈なのに実にいい構成をしていて感心。あっちゃんとの友情をソフィアに継がす、「さようなら ありがとう」からの「おかえり」の尊さよ。監督自らの絵コンテ演出が映えた。さぁ残りは会長攻略のみ。#hamehura pic.twitter.com/LK8wuuIXzL— ぐでたか@たけのこ党塩らーめん派 (@tk_yama_s2) June 13, 2020
https://twitter.com/akitea_hollys/status/1271947962793377793
#はめふら 11話
それぞれ友人の胸の内を真正面から向き合う。そしてカタリナ転生前の世界と親友との思い出。あっちゃんとして生きた時間とソフィアとしてのこれから。心情を訴えるには十分な程、響いたよ。終幕に向けての一歩。生徒会長をどう導くのか楽しみだ。— カツキ (@kotoko_raigu2) June 14, 2020
https://twitter.com/ufYAhqRdKoBNuwE/status/1271978538338418688
#はめふら 11話
みんなカタリナのことが大好きなんですね~
幼少期の回想で目頭が熱くなってしまいました!
転生前の世界はカタリナの夢とか記憶なんでしょうか?
理屈は分からないけど、あっちゃんと再会できて良かったです!
最終回は会長の闇も浄化するような大団円を見せて欲しいです— えまのん (@emanon93) June 14, 2020
#はめふら 11話
はめふらで泣かされるとは思わなかったよ〜。これまでの積み重ねがあったからこそ、一人一人、カタリナへの想いが伝わってきた。あっちゃんからソフィアへ繋がる友情のバトン演出素敵でした。angelaさんの挿入歌もかなり良き。OPとのギャップが凄いけどね(笑)さて、残るは会長の攻略😏 pic.twitter.com/eZ2GG2r1se
— ゆき (@yU110_Ts13) June 14, 2020
#はめふら 11話視聴
転生前の話をもっと描いて欲しかった…とか、会長の裏設定は今回突然見せるんじゃなくて、前々から小出しにして欲しかった…とか色々思うところはあるけど、視聴感自体はかなり良かった。王道のお別れ展開に挿入歌演出が重なるとやっぱり感動的ですね。あとは会長をどう救うか。— ゆう🇦🇶 (@yuu_k_1101) June 15, 2020
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