第6話「ひよっこデザイナー誕生!」

俺にもプレイさせろと言うが完成していないという理由で断る翠にジョージは辛辣な意見を突きつける。
その件をきっかけに翠は美姫と綾にテストプレイをしてもらうことを決意するのであった。
考察・解説・感想
日本ではまだまだボードゲーム後進国と語る理由
日本ではまだまだボードゲーム後進国と語るジョージ・ベレスフォード。
店長「確かにお前の言ったことは事実だ。デジタルゲームの強烈な光の陰になってボードゲームは日本人の目に長い間触れられなかったからな」
今でこそPCゲームやスマホアプリがありますが日本は家庭用ゲーム機のお膝元ですからね。
友達と遊ぶときはゲームボーイ系ないしはDSやPSPなどで競い合った人も多いと思います。
思い返してみると友達とボードゲームで遊んだ記憶がほとんどありません。
あえてあげるのであれば遊戯王やデュエル・マスターズなどのTCGです。広義的な意味においてはボードゲームのカテゴリに入るはずです。
ボードゲームというジャンルがここまで充実していたというのは放課後さいころ倶楽部で知りました。
このシーンだけ見るとキマシタワー!!!
前回も利用した喫茶店で喋る3人。オリジナルゲームの試作版が完成したと翠が語って特に興味を持った綾はやりたいと詰め寄ります。
翠「ダメって言ってるでしょ!」
我に返ったのかすぐに謝る翠ですが若干雰囲気が危ういことに。
その理由は中途半端な物を人に見せたくないからとのことですが友達につまらないと言われるのを恐れているのかもしれません。
私は綾ちゃんで遊びたいです! #さいころくらぶ
— waterspout (@waterspout1978) November 7, 2019
有名デザイナーに正論を言われる翠
オリジナルゲームを店長と一緒にプレイしていたところにジョージが来ました。
試作段階だからと言って断る翠ですが…。
ジョージ「君は自分のゲームをつまらないと言われるのが怖い。違うか?」
そして挙げ句の果てにデザイナーではないと言う始末。
ジョージ「頭の中だけで考えてるうちはダメだ。たとえ君がおばあちゃんになっても完成しないだろう。覚えておくといい。ゲームは1人では作れない」
つまりいつになったら人に公開するの?ということですね。
クリエイティブな分野において客観的な評価というのは大事です。
特にゲームはルールの不備やバグなどがあるので尚更テストプレイが必須になってきます。
怒った翠の真似をする綾
ジョージに言われたことを気にしたのか徹夜でゲームを完成させた翠。
綾「ダメだって言ってるでしょーって滅茶苦茶怒ったくせに」
まさか綾の口から皮肉(?)が出るとは思ってなかったので少し笑ってしまいました。
美姫に急ぐ理由を聞かれて、さいころ倶楽部での出来事を話すことに。
オリジナルゲーム「ワンルーム」のカード
ゲームのタイトルは「ワンルーム」。
ルール自体はシンプルで分かりやすい部類に入るとは思いますが得点の仕組みがややこしいですね。
翠「特定の家具とセットにすることで3点になるの。例えば、このクッションだとソファを持っていれば3点」
慣れの問題と言われたらそれまでですが私は数回聞き直してやっと全体的なルールを把握することが出来ました。
美姫と綾に色々言われすぎてショックを受ける翠
実際にプレイしてみた美姫と綾。しかし表情はイマイチでそのことに気づいた翠はどうだったか聞きました。
綾「やってみると流れが単調というか…」
これは一つの大きなポイントですよね。何しろ他プレイヤーを妨害するなどの競合性がない状態でターンが続くわけですから。
その他にも色々改善点が出たのですが、ポイントを機にするせいで好きな部屋が作れないというのは致命的です。
これに関しては芸術点などがあればいいなと思いました。
あまりにも色々言われすぎてショックを受ける翠。私なら全否定された気分になるかもしれません。
バーで啖呵を切る翠がかっこいい
場所は変わって店長とジョージが飲んでいるバー。
1人でゲームは作れないということに気づいた翠はわざわざバーにまで来て啖呵を切ります。
翠「でも絶対に諦めへん。私は1人とちゃうから!必ず作ってみせます!みんなを笑顔にするゲームを!」
そうしてクールにバーを去っていく翠でした。
普段は仲が良いのか悪いのか分からない2人でしたが一回り成長した翠のことで嬉しそうに乾杯をしています。
ちなみにおそらくこのバーはゲームバー グリュックという実在するお店のことだと思います。
全体的な感想
放課後さいころ倶楽部 6話
完璧主義は案外創作の敵だったりするんですよね。不安の裏返しだったりするわけだけど、仕事でやっていくと何にでも納期が付き物だし、プロの意見も素人の意見も取り入れながらブラッシュアップするから良い物になる。かわいい作品ほど旅をさせろですね。#さいころくらぶ— あげ (@agemanjyuu) November 7, 2019
#放課後さいころ倶楽部 6話
試作でもゲームは遊んでなんぼ。何にでもそうだが主観と共に客観も必要。って事で翠の性格を巧みに利用したお話。素直な意見を言ってくれる綾と美姫が居て良かったな。いい経験だ。にしても視聴で此方につまらなそうと思わせてくる脚本演出の巧さには感心。#さいころくらぶ— ぐでたか@たけのこ党塩らーめん派 (@tk_yama_s2) November 7, 2019
放課後さいころ倶楽部 6話
「他人の意見を聞く」、たしかNEW GAME!の葉月さんも同じこと言ってたような…これはクリエイティブな仕事の定石なのかな
でも親友の美姫や綾にも一切意見を求めようとしなかった翠のゲームデザインに対するストイックさや本気度も十分伝わりました#さいころくらぶ— ギャオス△ (@gyaosu_saitou) November 7, 2019
#さいころくらぶ 6話
翠がゲームを自作。他人の批判が怖くて自分の作ったものを披露出来ないというのはよく分かるので、翠に共感する。
そんな中でも勇気を出して美姫と綾に協力を求め素直に意見を聞き、作者一人の力ではゲームが完成しない事実に気付けた翠からは、夢への本気さと成長を感じた。
— かずP (@CGXwEoHCsUfKLmR) November 12, 2019
#放課後さいころ倶楽部 第6話
未完成な状態なんで恥ずかしくてプレイして欲しくない!
趣味であれ,仕事であれ,その気持ち,物凄く解ります
だからこそ
『それはいつ完成するのかね?』
この言葉が刺さります。
より良いモノを完成させるためには誰かの助言は
必要不可欠なんですよね☆#さいころくらぶ— 具 (@gakuyanosan) November 13, 2019
今回で折り返し地点だけどこれからどんな風に物語が進んでいくか楽しみ!
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