第7話「この女騎士が犬っぽすぎる」

しかしあまりにも数が多く、ステータスの差があるため一旦帰ろうとするが次期帝位継承者ロザリーと争いになってしまう。
統一神界に帰って遠距離攻撃の修行をつけてもらう聖哉だがアデネラの脅威が迫っていた。
考察・解説・感想
虫型の魔族が喋っていることに驚く聖哉
木に隠れて魔物を偵察する聖哉たち。ベル=ブブのステータスを見て驚いているリスタルテでしたが…、
聖哉「なんという奴だ。どうしてあの口で言葉を喋れる。どんな発声器官だ」
問題ないと返すかと思っていましたが別のことを気にしていましたね。
普段は冷静沈着でほとんど表情を変えない聖哉が驚いている様子を見るのは久しぶりです。
思い返してみると人型ではない魔族は今回が初めてです。
というか折り返し地点なのに魔王軍との戦闘シーンほとんどないですからね。
異世界人なのになぜか関西人みたいなツッコミをするロザリー
今回の主要人物はこちらのロザリー姫。
魔族が変装している可能性や爆発物が仕掛けられている可能性を言及する聖哉。
ここでも聖哉の慎重節が炸裂してしまいます。
挙げ句の果てに兵士たちが10分もかけて天井裏を調べるも何もない始末。
聖哉「そういう可能性もあるという話だ」
ロザリー「いや、もうええわ!可能性可能性って戦うものも戦えんわ!」
一理あると思います。というか普通はロザリーと同じ考え方をする人がほとんどかと。
しかし今回の場合はそれが騎士団の命運を分けてしまいます。
容赦無くビンタされるシーンの作画が面白い
先ほど偵察したことをロザリーたちに伝える聖哉ですが見殺しにしたと激昂されます。
聖哉「兵士たちは殺されたのではない。お前が殺したのだお前の無策さこそがこのような死体の山を築いているのだ」
ロザリーは自らが最前線に立つほど勇敢な性格で聖哉とは真逆の人物です。
部下たちが殺された悲しみに明け暮れる中このようなことを言われたら火にガソリンをかけるようなもの。
彼女は案の定キレて聖哉にビンタしようとしましたが腕をブロックされて逆にビンタされました。
その後、何回も殴りかかりますがそのたびにビンタされてついにはぐぬぬ顔になっていて笑いました。
拳を握るほどにロザリーに対してイライラしていた聖哉
宣言通りに統一神界に帰ってきた聖哉たち。リスタルテは先ほどの行動をたしなめますが…。
聖哉「気づいたら殴っていた。あの女を見ていると無性にイライラしてしまうのだ」
リスタルテ「聖哉…」
聖哉「あの考え方に腹が立った。勝算もないくせに前へ前へと進もうとする。それがどんな犠牲を伴うかを考えずにだ」
いつもは必要最小限しか喋らない聖哉ですが拳を握りしめて長文で語っていました。
過去に何かあったのでしょうか。そもそも聖哉はどのような状態で召喚されてどれくらい記憶があるのかあまりバックグラウンドが明らかになってなかったような気がします。
ロザリーは民たちからは支持されそうですが簡単に感情をあらわにするようでは司令官としての素質がないとも言えます。
ツッコミが板についてきているリスタルテ
今回の修行相手は弓の女神ミティス。
これまでろくな女神が出てきませんでしたが彼女は清楚で丁寧な女性なので期待しても良さそうです。しかも露出もほとんどないですし。
聖哉「おい、矢を同時に数本発射することはできるか」
リスタルテ「聖哉ぁぁぁぁぁ。いきなり失礼でしょ!」
リスタルテがミティスに弓を教えてもらえないかとおだてているところにこの発言。さっきまでのリスタルテの態度とおだてが台無しですね。
もうツッコミが板についてきています。まるでコントみたい。
驚いて顔芸を発揮するリスタルテ
セルセウスにアデネラが更に病んでしまったことを聞いて彼女の住まいに訪れたリスタルテ。
リスタルテ「こ、これはヤバい。ヤバすぎる」
誰もいませんでしたが壁には大量の殺すの文字があるのを見てリスタルは驚きの表情をあらわにします。
音量注意ですね。
イヤホンで音量を大きめにしていた私はこのシーンでビクってきました。
アデネラ様がもはや怨霊になっている件について
聖哉は帰ってきてないと言ってアデネラの住まいを去ったリスタルテ。
森から出なければ鉢合わせしないという理論の元に聖哉に森から出ないように言いますがこの理論には追跡されたらアウトという最大の欠点がありました。
アデネラ「リスタが1人で帰ってくるはずないよね。そ、そう思って、あ、あとを着けてたんだ」
そしてバトル展開になってしまいました。
まさかこのアニメで少女漫画のような展開を見れるとは
もう打つ手はないかと思われていましたが頭なでなでするだけで怒りは収まってしまいます。
聖哉「アデネラ、俺は今から修行がある。お前がいると邪魔で目障りで鬱陶しい」
雰囲気は最高なのに内容が最悪なんですがそれは…。
チョロインですね。下界に逃げるか撃退するなどの方法をとりそうな聖哉なのでこの展開には驚きました。
全体的な感想
#慎重勇者 7話
聖哉の正論と鉄拳に身も心もズタズタにされるロザリーさん、惨めだけど、あの正義感に溢れる青さが愛おしい(笑。
可哀想だけど、聖哉の言う通り、統率する人が無能では組織が駄目になりますからね。コレを踏み台にして頑張って欲しい。
にしても、アデネラさん本当に草。— らざぼー (@razabouu) November 23, 2019
#慎重勇者 7話
騎士団に力を貸して欲しいと言われ砦に向かう聖哉達。
そこで女騎士ロザリーと出会う。
「俺の取る行動は既に決まっている。帰る。」
もはや全員慣れてきてるな。
相手が女性でも容赦ない聖哉のビンタ。
聖哉は弓の女神ミティスの下で修行!
振られて病んでいたアデネラの顔怖すぎ。 pic.twitter.com/fZiT5TIeA0— たくみさん@いつでも頑張らない (@Shino888tk) 2019年11月24日
#慎重勇者 7話
脳筋姫騎士登場。
無謀かつ精神論で攻める姫騎士に対し、反論と男女平等パンチをかます聖哉。
姫騎士について「無性にイライラする」といったのは過去の自分に似ていたからなのか。そしていつも通り神界で修行。
神界には、ちょろ過ぎアデネラに怪しい弓の女神。
何か事件の予感w— かずP (@CGXwEoHCsUfKLmR) November 25, 2019
#慎重勇者、7話視聴
ロザリーの猪突猛進さ(無策)を見ていると、確かに聖哉の慎重さが正しいような気がしてくるね…実際、思考停止せずあの手この手を考えてる聖哉は有能なんだけれど。そしてアデネラww殺意の波動を振りまいていたのに、会って一瞬で許すとかチョロすぎwwイケメンの頭なでなでは正義… pic.twitter.com/37Jw2VGCje— やまと (@yamato1130) 2019年11月26日
異世界じゃなくて神界で話が進む作品は中々ないからユニークで面白い。
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